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  • 2024.11.28

不動産用語辞書 【売渡証書】

「売渡証書」とは、

不動産の売買契約内容を簡潔に記した書類のことで、

「所有権移転登記の原因を証する書面」として登記所に提出されます。

記載内容は、売買当事者双方の住所氏名、及び取り引き対象の不動産の概要。

登記手続きを担当する司法書士が、売り主または買い主からの依頼により作成し、登記所に提出・登記手続きを行なう。

売買の契約が行なわれた時点では所有権が未移転のため、

不動産売買契約書には所有権移転日の記載がなく、その段階では登記手続きができない。

通常は売買代金の全額が支払われた時点で所有権が移転するため、

その時点で「売渡証書」が作成され、売買当事者両名が署名する。

なお、「売渡証書」は、不動産の譲渡に関する契約書として課税対象となるため、収入印紙の貼付が必要である。

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